WordPressを壊さずに引っ越し!他社からラッコサーバーへ安全にデータ移行するコツを徹底解説

「WordPressを他社サーバーからラッコサーバーへ移行したいけれど、失敗したらどうしよう」そんな不安を抱えている方は多いかもしれません。サイトが真っ白になったり、データが消えたりしたら大変です。でも安心してください。ラッコサーバーには初心者でも使いやすい移行機能が用意されています。

この記事では、他社からラッコサーバーへWordPressを安全に引っ越しする方法を順を追って解説します。事前準備からドメインの切り替え、動作確認まで、失敗しないためのコツをすべてお伝えします。実際の操作手順も具体的に紹介するので、初めての方でも迷わず進められるはずです。

目次

他社からラッコサーバーへ移行する前に知っておきたいこと

WordPressの引っ越しを始める前に、ラッコサーバーの移行機能について理解しておくと作業がスムーズです。どんな方法があって、どれくらい時間がかかるのか。そういった基本を押さえておくだけで、不安はかなり減ります。

1. ラッコサーバーの移行機能はどれくらい便利なの?

ラッコサーバーには「かんたんWordPress移行」という独自機能があります。これは移行元のWordPressログイン情報を入力するだけで、自動的にデータを丸ごと移してくれる仕組みです。

FTPやデータベースの操作が不要なので、専門知識がなくても安心です。プラグインをインストールする必要もありません。ログインIDとパスワードさえあれば、あとはサーバー側が全部やってくれます。

2. 移行にかかる時間はどのくらい?

サイトの規模によって移行時間は変わります。小規模なブログなら数十分、画像が多いサイトや記事数が多い場合は1時間以上かかることもあるでしょう。

移行中は特に何もする必要はありません。待っているだけで完了します。ただし、途中でブラウザを閉じても問題ないので、時間がかかりそうなら他の作業をしていても大丈夫です。

3. 移行中もサイトは見られるの?

移行作業中も、元のサーバーにあるサイトは通常通り表示され続けます。ドメインのネームサーバーを切り替えるまで、訪問者は元のサイトにアクセスしている状態です。

つまり、サイトが止まることはありません。ダウンタイムを気にせず、好きなタイミングで移行作業ができます。これはかなり安心できるポイントです。

移行前に必ず準備しておくべきもの

引っ越し作業を始める前に、いくつか準備しておくべきものがあります。これを怠ると、万が一のときに取り返しがつかなくなるかもしれません。必ず確認してから進めましょう。

1. バックアップは必ず取っておく

どんなに便利な移行機能でも、絶対に失敗しないとは言い切れません。だからこそ、移行前には必ずバックアップを取っておくべきです。

  • WordPressファイル一式
  • データベース(MySQL)
  • 画像・メディアファイル
  • プラグイン設定

バックアッププラグインを使えば、これらを一括で保存できます。UpdraftPlusやBackWPupなどが有名です。もし移行がうまくいかなくても、バックアップがあれば元の状態に戻せます。

2. 現在のWordPress環境を確認する

移行元のWordPressバージョンやPHPバージョンを確認しておきましょう。あまりに古いバージョンだと、移行時にエラーが出る可能性があります。

WordPressの管理画面から「ダッシュボード」→「概要」を見れば、バージョン情報が表示されます。できればWordPress本体は最新版にアップデートしておくと安心です。

3. ドメイン管理画面のログイン情報を用意する

移行後にネームサーバーを変更する必要があります。そのため、ドメインを管理している会社(お名前.comやムームードメインなど)のログイン情報を手元に用意しておきましょう。

パスワードを忘れている場合は、今のうちに再発行しておくとスムーズです。ドメイン設定は移行の最終段階で必要になります。

ラッコサーバーが提供する2つの移行方法の違い

ラッコサーバーには大きく分けて2つの移行方法があります。それぞれに特徴があるので、自分の環境に合った方法を選びましょう。どちらを選んでも、最終的な結果は同じです。

移行方法難易度所要時間必要なもの
かんたんWordPress移行簡単自動(待つだけ)WordPressログイン情報
All-in-One WP Migrationやや手間手動作業ありプラグインインストール

1. かんたんWordPress移行(おすすめ)

ラッコサーバー独自の移行機能です。移行元のWordPressログインIDとパスワードを入力するだけで、サーバー側が自動的にデータを取得してくれます。

この方法なら、プラグインのインストールもファイルのダウンロードも不要です。初めてサーバー移行をする方には、こちらが圧倒的におすすめです。作業ミスがほとんど起きません。

2. All-in-One WP Migrationプラグインでの移行

WordPressの定番移行プラグインを使う方法です。移行元でデータをエクスポートして、移行先でインポートする流れになります。

この方法は、かんたんWordPress移行が使えない環境(Basic認証がかかっているサイトなど)で役立ちます。ただし、無料版は容量制限があるので注意が必要です。

3. どちらを選べばいいの?

基本的には「かんたんWordPress移行」を選ぶのが正解です。シンプルで失敗が少なく、専門知識も不要だからです。

ただし、移行元のサーバーに特殊な設定がある場合や、容量が非常に大きい場合は、All-in-One WP Migrationの有料版を検討してもいいかもしれません。まずはかんたん移行を試してみて、うまくいかなければプラグイン方式に切り替えるという流れでも問題ありません。

かんたんWordPress移行で引っ越しする手順

ここからは、実際の移行手順を見ていきましょう。かんたんWordPress移行を使えば、3つのステップで完了します。画面の指示に従うだけなので、難しいことはありません。

1. ラッコサーバーでドメインを追加する

まずラッコサーバーのコントロールパネルにログインします。「ドメイン管理」から「ドメイン追加」を選び、移行したいドメイン名を入力しましょう。

このとき、ネームサーバーはまだ変更しないでください。ドメインを追加するだけで、DNS設定は後回しです。追加が完了すると、ラッコサーバー側で空のWordPress環境が用意されます。

2. WordPressログイン情報を入力して移行を開始

ドメイン追加後、「かんたんWordPress移行」のメニューを開きます。そこに移行元のWordPressログイン情報を入力する画面が表示されます。

  • 移行元サイトのURL
  • WordPressの管理者ユーザー名
  • WordPressの管理者パスワード

この3つを入力して「移行開始」ボタンを押すだけです。あとはサーバーが自動的にデータを取得して、ラッコサーバーへコピーしてくれます。

3. 移行の進行状況を確認する

移行が始まると、進行状況が画面に表示されます。小規模なサイトなら数十分、大規模なサイトでも数時間で完了するはずです。

移行が完了すると、メールで通知が届きます。完了後は、ラッコサーバーの管理画面から移行されたWordPressにアクセスして、データが正しく移っているか確認しましょう。この時点ではまだドメインのDNSは切り替えていないので、訪問者は元のサイトを見ています。

All-in-One WP Migrationプラグインで移行する手順

かんたん移行が使えない場合や、自分で細かく管理したい場合は、プラグインを使った移行も選択肢です。少し手間はかかりますが、こちらも難しくはありません。

1. 移行元でデータをエクスポートする

まず移行元のWordPressに「All-in-One WP Migration」プラグインをインストールします。有効化したら、管理画面のメニューから「エクスポート」を選びましょう。

エクスポート先は「ファイル」を選択します。すると、WordPressのデータが1つのファイルにまとめられてダウンロードできます。このファイルには、データベース、画像、プラグイン、テーマなど全てが含まれています。

2. ラッコサーバーでWordPressをインストールする

ラッコサーバーのコントロールパネルから、移行先のドメインにWordPressを新規インストールします。この時点では空のWordPressが作られるだけです。

インストールが完了したら、同じく「All-in-One WP Migration」プラグインをインストールして有効化しましょう。これで受け入れ側の準備が整います。

3. データをインポートして復元する

移行先のWordPress管理画面で「All-in-One WP Migration」の「インポート」を選びます。先ほどダウンロードしたファイルをアップロードすれば、データが復元されます。

インポートが完了すると、元のサイトと同じ状態がラッコサーバー上に再現されます。ただし無料版は容量制限があるので、大きなサイトは有料版が必要になるかもしれません。

ドメインのネームサーバーを切り替えるタイミング

移行が完了しても、まだ訪問者は旧サーバーのサイトを見ています。ネームサーバー(DNS)を切り替えることで、初めて新しいサーバーへアクセスが向くようになります。このタイミングが重要です。

1. DNS切り替え前にやっておくべきこと

ネームサーバーを変更する前に、必ずラッコサーバー上のサイトが正常に動作しているか確認しましょう。hostsファイルを編集すれば、DNSを切り替える前にプレビューできます。

  • トップページが表示される
  • 記事ページが開ける
  • 画像が正しく表示される
  • WordPressの管理画面にログインできる

これらを全てチェックしてから、DNS変更に進むと安心です。

2. ネームサーバーの変更手順

ドメインを管理している会社(お名前.comやムームードメインなど)の管理画面にログインします。ネームサーバー設定の画面を開き、ラッコサーバーの指定するネームサーバーに変更しましょう。

ラッコサーバーのネームサーバー情報は、コントロールパネルに記載されています。通常は2つのネームサーバーを設定する形です。

3. DNS反映までにかかる時間とは?

ネームサーバーを変更しても、すぐには切り替わりません。DNSの反映には通常数時間から最大72時間かかると言われています。

実際には、数時間で切り替わることがほとんどです。この間は、人によって旧サーバーを見ている場合と新サーバーを見ている場合が混在します。だからこそ、切り替え前に両方のサーバーで同じ状態にしておくことが大切なのです。

移行後の動作確認で必ずチェックすべきポイント

DNS反映後は、実際に新しいサーバーでサイトが動いているか確認しましょう。細かくチェックすることで、トラブルを早期に発見できます。

1. サイトが正しく表示されているか確認する

まずはブラウザでサイトにアクセスしてみましょう。トップページだけでなく、いくつかの記事ページも開いてみてください。

レイアウトが崩れていないか、画像が表示されているか、リンクが正しく機能しているか。これらを目視でチェックします。スマホからの表示も確認しておくと安心です。

2. WordPressの管理画面にログインできるか試す

サイトの表示が問題なくても、管理画面に入れなければ更新作業ができません。移行前と同じログイン情報で管理画面にアクセスできるか確認しましょう。

ログインできたら、記事の編集画面やメディアライブラリも開いてみてください。データベースが正しく移行されていれば、全ての機能が使えるはずです。

3. プラグインやテーマは正常に動いているか?

移行後、プラグインが無効化されていることがあります。プラグイン一覧を確認して、必要なものが有効になっているかチェックしましょう。

お問い合わせフォームやSNS連携など、重要な機能は実際に動作テストをしておくと安心です。キャッシュ系プラグインは設定のリセットが必要なこともあります。

SSL証明書の設定と確認方法

現代のWebサイトにはSSL証明書が必須です。httpsでアクセスできないと、ブラウザに警告が表示されてしまいます。ラッコサーバーでは、この設定も簡単に完了します。

1. ラッコサーバーの無料SSLは自動で設定される

ラッコサーバーでは、ドメイン追加時に無料のSSL証明書が自動で発行されます。Let’s Encryptという無料のSSL証明書が使われていて、設定も自動です。

特に何もしなくても、DNS反映後しばらくすればSSL証明書が有効になります。手動で申請する必要はありません。

2. SSL証明書が反映されているか確認する

ブラウザのアドレスバーに鍵マークが表示されていれば、SSL証明書が正しく機能しています。「https://」でアクセスして、警告が出ないか確認しましょう。

もし鍵マークが表示されない場合は、DNS反映がまだ完了していない可能性があります。少し時間を置いてから再度確認してみてください。

3. http→httpsのリダイレクト設定をする

SSL証明書が有効になったら、httpでアクセスされた場合に自動的にhttpsへ転送する設定をしましょう。これをしないと、検索エンジンから重複コンテンツと見なされる可能性があります。

WordPress管理画面の「設定」→「一般」で、サイトアドレスを「https://」に変更します。さらに.htaccessファイルにリダイレクト設定を追加すれば完璧です。ラッコサーバーのコントロールパネルから簡単に設定できます。

移行時によく起こる失敗とその解決方法

どんなに慎重に進めても、移行時にはトラブルが起こることがあります。でも慌てる必要はありません。よくあるエラーとその対処法を知っておけば、冷静に対応できます。

1. 移行が途中で止まってしまった

かんたんWordPress移行が途中で止まってしまう場合、移行元のサーバーに接続制限がかかっている可能性があります。Basic認証やIP制限があると、自動取得ができません。

この場合は、一時的に制限を解除するか、All-in-One WP Migrationプラグインを使った手動移行に切り替えましょう。エラーメッセージを確認すれば、原因が特定できることも多いです。

2. サイトが真っ白になってしまった

移行後にサイトが真っ白になる「ホワイトスクリーン」は、よくあるトラブルです。原因はPHPのメモリ不足やプラグインの競合など様々です。

まずはWordPressのデバッグモードを有効にして、エラー内容を確認しましょう。プラグインを一つずつ無効化していくことで、原因を特定できる場合があります。

3. 画像やCSSが表示されない

画像やスタイルシートが表示されない場合、URLの置き換えが不完全な可能性があります。データベース内に旧サーバーのURLが残っていると、リンク切れが起こります。

Search and Replaceプラグインを使って、データベース内のURLを一括置換すると解決します。ただし、データベース操作は慎重に行ってください。必ずバックアップを取ってから実行しましょう。

4. データベース接続エラーが出た

「データベース接続エラー」が表示される場合、wp-config.phpファイルの設定が間違っている可能性があります。データベース名、ユーザー名、パスワードが移行先の情報に更新されているか確認しましょう。

ラッコサーバーのコントロールパネルからデータベース情報を確認できます。FTPでwp-config.phpをダウンロードして、正しい情報に修正すれば解決します。

移行後も旧サーバーはすぐに解約しないほうがいい理由

移行が無事完了したからといって、すぐに旧サーバーを解約するのは危険です。少なくとも1週間から1ヶ月は両方を維持しておくことをおすすめします。

1. DNS反映には時間がかかる

先ほども触れましたが、DNS反映には最大72時間かかることがあります。さらに、一部の環境では古いDNS情報がキャッシュされて、数日間は旧サーバーにアクセスされ続けることもあります。

旧サーバーをすぐに削除してしまうと、そういった訪問者がサイトを見られなくなってしまいます。完全に反映されるまでは、念のため残しておきましょう。

2. 問題が起きたときの保険になる

移行直後は気づかなかったトラブルが、数日後に発覚することもあります。特定のブラウザでレイアウトが崩れていたり、特定の機能が動かなかったり。

そんなとき、旧サーバーがまだ残っていれば、すぐにDNSを戻して元の環境に復帰できます。これは非常に大きな安心材料です。完全に問題ないと確信できるまでは、保険として残しておく価値があります。

3. いつまで残しておけばいいの?

目安としては、2週間から1ヶ月程度です。その間に大きなトラブルが起きなければ、ほぼ問題なく移行できたと考えていいでしょう。

アクセス解析を見て、旧サーバーへのアクセスが完全にゼロになったことを確認してから解約すると、さらに安心です。契約期間との兼ね合いもあるので、更新タイミングを見計らって解約するのがおすすめです。

まとめ

WordPressを他社サーバーからラッコサーバーへ移行する作業は、きちんと手順を踏めば決して難しくありません。かんたんWordPress移行を使えば、専門知識がなくても安全にデータを引っ越しできます。大切なのは、事前のバックアップと移行後の動作確認です。

DNS切り替えのタイミングや、旧サーバーをいつまで残すかといった細かなポイントも、この記事で紹介した内容を参考にすれば迷うことはないはずです。もし不安なら、まずは小規模なテストサイトで練習してみるのもいいかもしれません。焦らず一つずつ確認しながら進めれば、きっとスムーズに移行できます。

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