ラッコサーバー以外のサーバーで運営しているサイトを持っていると、「ラッコマーケットで本当に出品できるのか」と気になる方が多いと思います。自分もはじめは同じ不安を持っていたので、「他社サーバーだと出品できない?」という疑問はとても自然だと感じました。
結論から言うと、ラッコマーケットでラッコサーバー以外のサイトを売る方法はきちんと用意されています。この記事では「ラッコマーケットでラッコサーバー以外のサイトを売る方法」を中心に、出品から移行までの流れを具体的に整理していきます。
ラッコマーケットは、審査なくサイトを出品できて、購入者はワンクリックで購入できる仕組みが特徴です。そのうえ売却が成立すると、サーバーごと自動で移管されるので、技術が得意でない人でも扱いやすいサービスだと感じました。
販売価格は1万〜50万円ほどのレンジで設定されることが多く、手数料は売却価格の20%に固定されています。数字だけ見ると少し大きく感じるかもしれませんが、サーバー移管まで含めて任せられることを考えると、妥当なバランスだと感じました。
ラッコマーケットは他社サーバーでも出品できるのか?
ラッコサーバーを使っていないと出品できないと思い込んでいる方はかなり多い印象があります。自分も調べるまではそう思い込んでいたので、このあたりは一度整理しておくと気持ちが楽になるはずです。
1.他社サーバーのサイトも出品できます
ラッコドメインやラッコサーバーを使っていないサイトでも、ラッコマーケットにはそのまま出品できます。対応サーバーの制限で悩んでいた方にとっては、ここが一番ホッとするポイントではないでしょうか。
実際には、エックスサーバーやロリポップ、さくらレンタルサーバーなど、一般的な共有サーバーで運営しているWordPressサイトも問題なく掲載できます。自分も他社サーバーのブログを何件か出したことがありますが、特別な事前移行は求められませんでした。
ラッコマーケットの出品形態を整理すると、次のようなイメージになります。文章だけだと分かりにくく感じたので、簡単な表にまとめてみました。
| 出品パターン | サーバー状態 | 納品方法 |
|---|---|---|
| ラッコサーバー利用サイト | すでにラッコサーバー上 | サーバー契約ごと自動移管 |
| 他社サーバー利用サイト | 他社サーバー上 | 売却成立後にラッコ側へ移行して納品 |
| 即時納品サイト | ラッコサーバー上で事前準備 | 購入直後にリアルタイム譲渡 |
こうして見ると、「他社サーバーだから出品できない」というより、「他社サーバーなら売却後に移行のひと手間が増える」というイメージの方が近いと感じます。
2.出品時点ではサーバー移行は不要です
他社サーバーのサイトを出品するときも、最初からラッコサーバーへ移行しておく必要はありません。出品フォームでは、現在のサーバー情報を入力するだけで進められるので、登録のハードルはそこまで高くないと感じました。
むしろ、売れるかどうか分からない段階でサーバー移転をしてしまうと、手間だけが増えてしまいます。出品の段階では、現状のサーバーのままアクセスや収益のデータを整えておき、売却が決まってから動く方が現実的だと思います。
3.売却が決まってから14日以内に移行作業を行います
他社サーバーのサイトが売れた場合、売却成立から一定期間内にラッコインフラへ移行して納品するルールがあります。多くの場合は14日以内が目安として案内されているので、この期限は意識しておいた方が安心です。
14日という期間は、ドメイン移管とサーバー移転をまとめて行うことを考えると、余裕はそこまで大きくありません。なので、自分は「売れそうだな」と感じたタイミングで、事前に移行手順をテストしておくと気持ちが落ち着くと感じました。
他社サーバーサイトの出品から納品までの流れとは?
全体の流れが頭に入っていると、「今どの段階にいるのか」が分かりやすくなります。ここでは、他社サーバーのサイトをラッコマーケットで売るときの道筋を、一度通しでイメージしてみたいと思います。
1.まずは他社サーバーのまま出品手続きを進める
最初のステップは、今使っているサーバーのままラッコマーケットに出品情報を登録することです。サイトのジャンルやPV、収益、運営歴など、基本的なプロフィールを丁寧に入力していくイメージになります。
出品の大まかなステップは次のようになります。箇条書きで整理すると、自分の中でもやることが明確になると感じました。
- 出品用アカウント登録
- サイト情報の入力
- 希望価格と条件の設定
- 出品内容の確認と公開
出品情報を整えるとき、他社サーバーで運営していることは隠さずに書いた方が信頼感が出ます。購入希望者も、移行が前提の案件だと分かっていた方が検討しやすいと感じました。
2.購入されたらドメイン移管とサーバー移転を開始
サイトが購入されると、次はドメイン移管とサーバー移転の段階に入ります。ここでは「ドメインはラッコドメインへ」「サイトデータはラッコサーバーへ」という移行が基本の流れになります。
作業の順番としては、次のように進めるケースが多いです。自分もこの順番で動いたときが、一番スムーズに終わったと感じました。
- ドメイン移管の申請
- 新サーバー側でのサイト受け皿の用意
- サイトデータの移転
- ネームサーバーの切り替え
この段階では、旧サーバーと新サーバーの両方をしばらく並行して使うことになります。少し面倒に感じるかもしれませんが、移転が完了するまでは旧サーバーを解約しない方が安全だと実感しました。
3.納品期限は売却成立から14日以内です
他社サーバー出品の場合、売却が決まってからの納品期限が14日以内に設定されています。ドメイン移管の承認に数日かかることもあるので、期限ギリギリを狙うより、早め早めの行動を意識した方が安心です。
とはいえ、すべてを一気にやろうとすると気持ちが疲れてしまいます。移管申請の待ち時間をうまく活用しつつ、「今日はここまで」と区切りながら進める方が、実際の作業としては続けやすいと感じました。
ラッコサーバーへの移行作業は何をすればいい?
「移行作業」と聞くと難しそうに感じますが、やること自体はパターン化できます。ここでは、他社サーバーからラッコサーバーへサイトを移すときの中身を、少し丁寧に分解してみます。
1.ドメインをラッコドメインに移管する手順
最初は、現在のドメイン管理会社からラッコドメインへドメインを移管する手続きです。ドメインの鍵を外して認証コードを取得し、それをラッコ側で入力して移管申請を出す流れになります。
ドメイン移管で必要になる主な項目を、一覧でまとめておきます。自分はチェックリスト代わりにしておくと、抜け漏れが減ると感じました。
- ドメインロックの解除
- AuthCode(認証コード)の取得
- WHOIS情報の確認
- メール受信環境の確認
ドメイン移管は、途中でメール認証を挟むことが多いです。移管先や元レジストラからのメールを見落とすと手続きが止まってしまうので、使っているメールアドレスの受信設定は事前に確認しておきたいところです。
2.サイトデータをラッコサーバーに移転する方法
ドメインの手続きと並行して、サイトデータをラッコサーバーへ移す準備を進めます。WordPressサイトであれば、専用の移行機能やプラグインを使うことで、手作業よりかなり楽に移転できるようになっています。
ラッコサーバー側には、他社サーバーからの引っ越しに使える機能がいくつか用意されています。代表的なものをまとめると、次のようなイメージです。
- かんたんWordPress移行機能
- FTP情報を使った移行機能
- プラグインによるバックアップインポート
自分の感覚では、WordPressサイトなら「かんたん移行」か、プラグインを使った方法のどちらかを選べば十分だと感じました。静的サイトや独自構成のサイトは少し工夫が必要ですが、それでも一般的なレンタルサーバー間の移転と考えれば、難易度はそこまで高くない印象です。
3.ネームサーバー情報を変更して切り替え完了
サイトデータの移転が終わったら、最後にネームサーバーをラッコ側に向ける設定を行います。ここで初めて、訪問ユーザーのアクセスが新しいサーバーへ流れるようになります。
ネームサーバーを切り替えると、世界中のDNSに情報が行き渡るまで少し時間差が生まれます。この反映待ちのあいだは旧サーバーのサイトも残しておき、アクセスの落ち着きを確認してから完全に切り替えると安心だと感じました。
かんたんWordPress移行機能を使えば自動で移転できる
WordPressサイトであれば、ラッコサーバー側の「かんたん移行」機能を使うことで、かなりの部分を自動化できます。技術に自信がない方ほど、この機能を前提に売却計画を立てると心強いと思います。
1.ログイン情報を入力するだけで移行が完了します
かんたん移行では、移転元サイトのWordPressログイン情報を入力するだけで、データのコピーと設定をまとめて行ってくれます。自分でデータベースをエクスポートしたり、ファイルを個別にアップロードしたりする必要はありません。
必要になる主な情報は、次の3つだけです。これだけで移行できると分かったとき、正直かなり気が楽になりました。
- 移転元サイトのURL
- WordPressのユーザー名
- WordPressのパスワード
もちろん、ログイン情報を扱うので、事前にパスワードを一時的なものに変更しておくなどの工夫はした方が安心です。移行が終わったあとに再度パスワードを変えておくと、気持ちの面でもすっきりします。
2.データベースやFTP操作は一切不要です
通常のサーバー移転では、データベースのエクスポート・インポートや、FTPソフトを使ったファイル転送が必要になります。かんたん移行機能を使うと、こうした作業を裏側で自動実行してくれるため、画面操作だけで完結します。
技術的な手順を丸暗記しなくても良いというのは、精神的なハードルをかなり下げてくれます。自分は、「もし手作業で全部やる必要があったら、この数の売却はこなせなかっただろうな」と感じるくらい、負担が違いました。
3.最短10分ほどで移行処理が終わります
サイトの容量や環境にもよりますが、条件が良ければ10分ほどで移行処理が完了するケースもあります。待っているあいだは画面を眺めているだけなので、コーヒーを飲みながら進捗バーを見守るくらいの感覚でした。
もちろん、すべてが毎回10分で終わるわけではありません。ですが、1時間以上かかることは少なく、他の作業と並行しながらでも進めやすい長さだと感じています。
先にラッコサーバーへ移行しておくメリットとは?
他社サーバーのまま出品しても問題はありませんが、先にラッコサーバーへ移行しておく選択肢もあります。ここでは、「あらかじめ移行しておくとどんな良さがあるのか」を整理してみます。
1.即時納品サイトとして有利に売却できます
ラッコサーバー上にサイトを移しておくと、「即時納品サイト」として出品できるようになります。購入者は、支払い後すぐにサイトを受け取れるため、心理的な安心感が大きい形です。
即時納品にすると、購入候補者が「待たされる不安」を感じにくくなります。自分の感覚では、似た条件のサイトなら、即時納品の方が選ばれやすい印象がありました。
2.売却後の納品期限を気にしなくて済みます
あらかじめラッコサーバーに載せておけば、売却成立後に慌てて移行作業をする必要がなくなります。納品そのものがワンクリックで完了するので、14日という期限を意識して焦る場面はかなり減ります。
仕事や学業が忙しい時期に売却が重なると、どうしても作業時間の確保が難しくなります。そういう意味では、「時間に余裕のあるうちに移行だけ済ませておく」という考え方も、ひとつのリスク回避だと感じました。
3.サイト移行に自信がない方におすすめです
サーバー移行に慣れていないと、「本当に元どおりに動くのか」が一番の心配になります。売却後にトラブルが起きるとプレッシャーも大きくなるので、不安が強い方ほど事前移行を選んだ方が落ち着いて進められます。
一度ラッコサーバーへ移行してしまえば、その環境をベースに何度でも売却案件を作れます。同じ手順を繰り返すうちに自然と慣れていくので、「練習もかねて先に移してしまう」というスタイルも悪くないと感じました。
複数サイトを1つのサーバーで運営している場合はどうする?
ひとつのサーバーに複数サイトをまとめて入れている人も多いと思います。その場合は、「売りたいサイトだけをどう切り出すか」を意識しておくと、後からバタつきにくくなります。
1.出品するサイトだけを別契約に分離する必要があります
マルチドメインで複数サイトを載せているサーバーから1サイトだけを売る場合、そのサイトだけを別契約として分けておくと扱いやすくなります。ラッコサーバーでも、契約単位でサイトが移管される仕組みになっているためです。
自分の体験では、売りたいサイト専用の契約に分離しておくと、移管後の管理もかなりシンプルになりました。残したいサイトと売りたいサイトが混ざらないだけでも、心理的な負担はかなり減ると感じました。
2.ラッコサーバー契約間の移行機能が使えます
ラッコサーバーでは、同じラッコ内の別契約へサイトを移す機能も用意されています。これを使うと、「共用契約から売却用の専用契約へサイトだけを移す」といった操作がしやすくなります。
複数サイトを運営していると、契約の整理がつかなくなりがちです。移行機能をうまく使いながら、「この契約は売却候補専用」といった形にラベル分けしておくと、後から見返したときに自分でも把握しやすいと感じました。
3.無料お試し契約への分離も可能です
ラッコサーバーの無料お試し契約を、売却準備用として使う方法もあります。まず試用契約にサイトを移し、その環境を即時納品用として育ててから本契約へ切り替えるといった流れです。
お試し環境であれば、万が一設定を間違えても本番に影響しにくいので、移行の練習にはちょうど良いと感じます。自分も最初の数件は、お試し環境でリハーサルをしてから本番の案件に進むようにしていました。
ドメイン移管とサーバー移転の違いとは?
「ドメイン移管」と「サーバー移転」は言葉が似ていますが、やっていることは別物です。ここを整理しておくと、作業の見通しが一気にクリアになると感じます。
1.ドメイン移管はドメイン管理会社を変える手続きです
ドメイン移管は、ドメインを管理している会社を別の会社へ移す手続きです。サイトの中身ではなく、「◯◯.com」という名前そのものの管理場所を変えるイメージになります。
ラッコマーケットで売却する場合、最終的にはラッコドメイン側でドメインを管理する形にそろえていきます。売却前に今の管理会社を把握しておくと、移管の段取りも立てやすいと感じました。
2.サーバー移転はサイトデータを別サーバーに移す作業です
サーバー移転は、HTMLファイルやデータベースなどのサイトデータを、別のサーバーへコピーする作業です。見た目は同じサイトでも、その裏側で動いているコンピュータが変わるイメージになります。
ラッコサーバーへの移転では、WordPress用のかんたん移行機能などを使うことで、この作業をできるだけ省力化できます。手順を分けて考えると、「まずはデータを移す、そのあとでドメインを向ける」という2段構えでイメージしやすいと感じました。
3.両方の作業が必要ですが手続き方法は異なります
ラッコマーケットで他社サーバーのサイトを売却する場合、多くのケースでドメイン移管とサーバー移転の両方が関わってきます。ただし、必要な情報や作業の窓口が違うので、同じものとして扱わない方が混乱しません。
自分は、タスク管理アプリなどで「ドメイン側のやること」「サーバー側のやること」を分けて書くようにしています。こうすると、どちらか片方だけ終わっている状態でも把握しやすくなり、作業抜けの不安がかなり減ると感じました。
他社サーバーサイトを出品するときの注意点
最後に、他社サーバーのサイトをラッコマーケットへ出すときに意識しておきたいポイントをまとめます。どれも小さなことですが、事前に知っているだけで気持ちの余裕が変わると感じました。
1.売却成立後は必ず14日以内に納品しましょう
他社サーバーからの出品では、売却成立から14日以内の納品が基本ラインとして設定されています。ここを守れないと取引全体に影響するため、期限意識は最初から持っておいた方が良いです。
とはいえ、実務的には「14日ギリギリまで使う」のではなく、「1週間以内に終わらせるつもりで動く」くらいがちょうど良いと感じます。余裕を持ったスケジュールにしておけば、もし想定外のトラブルがあっても落ち着いて対応できます。
2.移行作業に不安がある場合は事前に練習できます
いきなり本番案件でサーバー移転をするのが不安な場合は、テスト用の小さなサイトで一度手順をなぞってみる方法もあります。無料お試し契約などを組み合わせれば、実際の環境に近い形で練習できます。
一度でも成功体験を作っておくと、「同じ手順でやれば大丈夫」という感覚が身につきます。自分も最初の数回は緊張しましたが、手順が体に馴染んでくると、売却時のストレスはかなり軽くなりました。
3.ラッコインフラへの移行で次回の売却もスムーズになります
一度ラッコドメインとラッコサーバーへ移してしまえば、その後の売却は「ラッコ内で完結する取引」になります。即時納品も選びやすくなるので、2回目以降の取引はぐっと身軽に感じられます。
将来的に複数サイトの売却を考えているなら、ラッコインフラを「売却専用の置き場」として育てていくのも良い選択だと思います。売るたびに環境を作り直す必要がなくなるので、長い目で見るとかなりの効率化につながると感じました。
まとめ
ラッコマーケットでラッコサーバー以外のサイトを売る方法を整理してみると、「他社サーバーでもそのまま出品できて、売却後にラッコ側へ移す」という流れが基本だと分かります。最初からラッコサーバーで運営していなくても、ラッコマーケットでラッコサーバー以外のサイトを売る方法はきちんと用意されているので、「自分の環境では無理かもしれない」と早めにあきらめてしまうのは少しもったいないと感じました。
一方で、事前にラッコサーバーへ移行しておけば、即時納品として出品できたり、納品期限を気にせず取引できたりと、実務面の負担をかなり軽くできます。今後も複数サイトの売却を視野に入れているなら、「まず1サイトだけでもラッコ側に移してみる」という小さな一歩から始めてみると、サーバー移行への苦手意識も少しずつ薄れていくのではないでしょうか。
