「自分で育ててきたブログやサイトを、そろそろ手放そうかな」と考えたことはありませんか?
でも、サイトの売買なんて専門的で難しそうに感じますよね。実は、ラッコマーケットというサービスを使えば、驚くほど簡単に出品できるんです。僕自身、これまで200件以上のサイトをラッコマーケットで売却してきました。
この記事では、その経験をもとに、初心者の方がつまずきやすいポイントを押さえながら、ラッコマーケットでの出品の流れを丁寧に解説していきます。この記事を読み終える頃には、きっと「自分にもできそうだ!」と感じてもらえるはずです。さっそく、サイト売却への第一歩を踏み出してみましょう。
ラッコマーケットでサイトを売る前に知っておくこと
サイトを売ると決めたら、いきなり出品作業に入るのではなく、まずは全体像を掴むことが大切です。ラッコマーケットがどんな場所で、どういう流れで取引が進むのかを知っておくだけで、心の準備ができます。ここは焦らず、基本から押さえていきましょう。
1. そもそもラッコマーケットとは?
ラッコマーケットは、一言でいうと「サイトのフリマアプリ」みたいなものです。服や雑貨をメルカリで売るように、自分が作ったウェブサイトやブログを気軽に売り買いできるプラットフォームです。専門の業者を通さず、個人間で直接取引できるのが大きな特徴ですね。
だからこそ、面倒な手続きが少なく、スピーディーに取引が進みます。サイトを売りたい人と買いたい人を安全につないでくれる、とても便利な場所だと考えておくと分かりやすいかもしれません。
2. 一般的なサイト売買との違い
普通のサイト売買だと、仲介会社に依頼して、契約書を交わして、サーバーの移管作業をして…と、かなり専門的で時間もかかります。僕も昔はそういった方法しか知らなかったので、とてもハードルが高く感じていました。
その点、ラッコマーケットは本当に手軽です。面倒な契約手続きやサイトの移行作業は、すべてラッコマーケットのシステムが自動でやってくれます。売り手と買い手の間での直接のやり取りが最小限で済むので、トラブルの心配も少ないのが嬉しいポイントです。
3. 出品から売却までの大まかな流れ
実際にどんなステップで進んでいくのか、最初に全体像を把握しておくと安心です。やることは意外とシンプルなんですよ。
- サイト情報の整理(個人情報や広告の削除)
- ラッコサーバーへのサイト移行
- 出品情報の入力と審査申請
- 購入されたら自動でサイト譲渡
- 売上金の受け取り
この5つのステップで完了します。特に重要なのが「サーバー移行」と「情報整理」です。次の章から、それぞれを詳しく見ていきましょう。
出品にはラッコサーバーへの移行が必要
ラッコマーケットでサイトを売る上で、一番最初に「おや?」と思うポイントが、このサーバー移行かもしれません。でも、これは安全な取引のために欠かせない仕組みなんです。なぜ必要なのか、どうすればお得に済ませられるのかを知っておけば、何も心配いりません。
1. なぜサーバー移行が必要なのか
サイトというのは、サーバーという「土地」の上に建てられた「家」のようなものです。サイトを売るということは、この家と土地を丸ごと相手に渡す必要があります。もし自分のサーバーに置いたままだと、後からデータを消したり、見たりできてしまいますよね。
ラッコサーバーという指定の場所にサイトを移すことで、売り手はサイトにアクセスできなくなり、買い手は安心してサイトを運営できるようになります。これは、お互いを守るための大切なルールなんです。
2. ラッコサーバーの利用料金と仕組み
サーバーを契約すると聞くと、お金がかかるイメージがありますよね。確かにラッコサーバーも有料ですが、サイトを出品するだけなら一番安いプランで十分です。
| プラン名 | 月額料金(税込) | 特徴 |
|---|---|---|
| RK1 | 550円 | サイト出品に使うならこのプランでOK |
| RK2 | 1,100円 | 複数サイト運営などにも対応 |
| RK3 | 2,200円 | より大規模なサイト向け |
月々550円かかりますが、実はこの費用を実質ゼロにする方法があるんです。
3. 無料期間を使ってコストを抑える方法
ラッコサーバーには、なんと「1ヶ月間の無料お試し期間」が用意されています。これを使わない手はありません。サイトが売れるまでの期間だけサーバーを契約すれば良いので、この無料期間中に売却できれば、サーバー代は実質無料で済みます。
僕も出品するときは、いつもこの無料期間を活用しています。サイトを移行してから出品準備をしても十分間に合うので、費用を気にせずチャレンジできるのが嬉しいですよね。
まずはサイト内の情報を整理する
サーバー移行の準備と並行して、出品するサイトの「お掃除」も進めていきましょう。次に使う人が気持ちよく運営を始められるように、自分の個人情報や不要な設定を整理しておくのは、売り手としての大切なマナーです。これを怠ると、後々のトラブルにもなりかねません。
1. Googleアドセンスなどの広告を外す
もしサイトにGoogleアドセンスなどの広告を貼って収益化している場合、出品前に必ず外しておきましょう。広告コードが残ったままだと、売却後も自分のアカウントに収益が発生してしまったり、逆に買い手のアカウントに影響が出たりする可能性があります。
また、広告の規約上、アカウントの譲渡は認められていないことがほとんどです。買い手が自分の広告を貼れるように、サイトはまっさらな状態にして渡すのが基本です。
2. 運営者のプロフィールや個人情報を消す
意外と忘れがちなのが、プロフィールページや記事内に書いた自分の個人情報です。本名や詳しい経歴、SNSアカウントへのリンクなどが残っていないか、隅々までチェックしましょう。
買い手はあなたのサイトを引き継いで運営していくわけですから、前の運営者の情報が残っていると、運営方針の邪魔になってしまいます。サイトの所有権が完全に移ることを意識して、自分の色は消しておくのが親切です。
3. お問い合わせフォームの整理
お問い合わせフォームの送り先が、自分のメールアドレスになったままになっていないかも確認が必要です。これも個人情報が残ってしまう原因になります。
フォーム自体を削除するか、連絡先の設定をクリアにしておきましょう。以下のリストを参考に、サイト内を最終チェックしてみてください。
- 広告コードはすべて削除したか?
- プロフィールページの個人情報は消したか?
- 記事内に個人を特定できる情報はないか?
- お問い合わせフォームの宛先は空になっているか?
- SNSなど外部へのリンクは削除したか?
このひと手間が、スムーズで気持ちの良い取引につながります。
ラッコサーバーへサイトを移行する手順
サイトの整理が終わったら、いよいよサーバー移行です。「サーバー移行」と聞くと難しそうですが、ラッコサーバーには専門知識がなくてもクリック操作だけでサイトを丸ごとお引越しできる、夢のような機能が備わっています。これなら初心者の方でも安心ですね。
1. WordPress簡単移行ツールを使う
ラッコサーバーの管理画面にログインすると、「WordPress簡単移行」というメニューがあります。これを使えば、引越し元のサイト情報を入力するだけで、あとはシステムが自動でデータをコピーしてくれます。
- 移行元サイトのURLを入力
- 移行元サイトのWordPressユーザー名を入力
- 移行元サイトのWordPressパスワードを入力
- 「移行を開始」ボタンをクリック
たったこれだけです。あとはコーヒーでも飲みながら、移行が終わるのを待っていればOK。本当に便利な時代になりました。
2. 移行がうまくいったか確認する方法
移行が完了したら、ちゃんとサイトが引っ越せているかを確認します。ラッコサーバー側で用意された「動作確認用URL」にアクセスしてみましょう。サイトのデザインが崩れず、記事もちゃんと表示されていれば、第一段階は成功です。
次に、WordPressの管理画面にログインできるかも試してみてください。記事の編集画面などが正常に動けば、データの移行は完璧です。この確認を怠ると、出品後に問題が見つかってしまう可能性があるので、必ず行いましょう。
3. ネームサーバーを変更して完了させる
最後の仕上げに、「ネームサーバー」という設定を変更します。これは、サイトの住所(ドメイン)の向き先を、元のサーバーから新しいラッコサーバーへ切り替える作業です。例えるなら、郵便物の転送届を出すようなイメージですね。
この設定は、ドメインを管理しているサービス(お名前.comやXserverドメインなど)の管理画面から行います。ラッコサーバーの指定する情報に書き換えて数時間待てば、サイトの移行はすべて完了です。お疲れ様でした!
出品に必要な情報を入力していく
サイトの引っ越しが済んだら、次はお店の「商品紹介ページ」を作る作業です。ラッコマーケットであなたのサイトを見つけた人が「このサイト、欲しい!」と思ってくれるように、魅力をしっかりと伝えていきましょう。ここは少しの工夫で、売れ行きが大きく変わる重要なポイントですよ。
1. サイトの基本情報とカテゴリ選択
まずは、サイトのジャンルや運営歴、記事数、アクセス数などの基本的な情報を入力していきます。ここは嘘偽りなく、正確な情報を記載することが信頼につながります。Googleアナリティクスなどのデータを見ながら、正直に記入しましょう。
カテゴリ選択も重要です。例えば「ペット」に関するサイトなのに「金融」のカテゴリに入れてしまうと、探している人の目には留まりません。自分のサイトに一番近いカテゴリをしっかり選びましょう。
2. 魅力的なタイトルと説明文の書き方
たくさんのサイトが並ぶ中で、パッと目を引くタイトルはとても大切です。「雑記ブログ売ります」だけでは、魅力が伝わりませんよね。「月間1万PV!ペット好きが集まる犬のしつけ特化ブログ」のように、サイトの強みや特徴が一目でわかるようなタイトルをつけましょう。
説明文では、どんな思いでサイトを育ててきたか、どんな人に買ってほしいか、といったストーリーを少し加えると、単なるデータ以上の価値が伝わります。買い手の心に響くような文章を意識してみてください。
3. アピールポイントを分かりやすく書く
サイトの強みは、箇条書きで整理すると非常に分かりやすくなります。「このサイトを買うと、どんないいことがあるのか」を買い手目線で書いてあげることがコツです。
- 毎月安定して検索流入がある記事が複数あります
- SNSのフォロワーもセットでお譲りします
- シンプルでカスタマイズしやすいデザインです
- 初心者でも更新しやすいジャンルです
このように、具体的なメリットを提示することで、買い手は購入後のイメージがしやすくなります。自分のサイトの「売り」は何か、じっくり考えてみましょう。
売れやすい価格設定のコツ
出品準備で一番頭を悩ませるのが、この「価格設定」ではないでしょうか。安すぎると損をした気分になるし、高すぎると全く売れません。僕も最初は何度も失敗しました。でも、実は価格設定にはある程度の「相場観」があるので、それを知っておけば大きく外すことはありません。
1. 収益が出ているサイトの場合
もしサイトからGoogleアドセンスやアフィリエイトなどで収益が出ているなら、価格設定は比較的シンプルです。一般的には、「月間平均収益の20ヶ月〜24ヶ月分」が相場と言われています。
例えば、毎月平均で1万円の収益があるサイトなら、20万円〜24万円あたりが妥当な価格帯になります。もちろん、サイトの将来性や記事の質によって変動しますが、まずはこの基準で考えてみると良いでしょう。
2. 収益が出ていないサイトの場合
「まだ全然収益が出ていないサイトは、価値がないのかな?」と不安になる必要はありません。収益がなくても、サイトにはたくさんの価値が眠っています。
例えば、良質な記事がたくさん入っていれば、それは買い手にとって大きな資産です。ドメインの運用歴が長ければ、SEO的にも有利になります。デザインにこだわって作ったり、ニッチなファンがついていたりすることも立派な価値です。こうした収益以外の価値を価格に上乗せして設定しましょう。
3. 迷ったときの相場の調べ方
どうしても価格設定に迷ったら、一番手っ取り早いのは、ラッコマーケット内で自分と似たようなサイトがいくらで売られているかを見てみることです。
同じジャンル、同じくらいのアクセス数、同じくらいの記事数のサイトを探して、その価格を参考にすれば、大きくズレた値段にはならないはずです。ライバルを偵察するような感覚で、市場調査をしてみるのがおすすめです。
いよいよ審査と出品公開
すべての情報の入力が終われば、ついに出品申請です。申請後は、ラッコマーケットの運営チームがサイトの内容をチェックする「審査」に入ります。この審査を通過すれば、晴れてあなたのサイトが売りに出されます。あともうひと踏ん張りです!
1. 審査にかかる時間はどのくらい?
「審査」と聞くと、何日も待たされるイメージがあるかもしれませんが、ラッコマーケットの審査は非常にスピーディーです。早ければ数時間、通常は1〜2営業日以内には結果が出ることが多いです。
ただし、出品が混み合っている時期や、サイトの内容に確認事項が多い場合は、少し時間がかかることもあります。申請後は焦らず、気長に待ちましょう。
2. 審査中にやっておくべきこと
審査を待っている間も、できることはあります。それは、出品情報やサイト内容の最終チェックです。誤字脱字はないか、入力したデータに間違いはないか、もう一度見直しておきましょう。
もし審査で何か不備を指摘された場合でも、修正して再申請すれば大丈夫です。完璧を目指しすぎず、まずは申請してみることが大切ですよ。
3. 公開されたらSNSで宣伝してみる
無事に審査を通過してサイトが公開されたら、もし自分のX(旧Twitter)などのSNSアカウントがあれば、「ブログを売りに出しました!」と投稿してみるのも一つの手です。
思わぬところから買い手が見つかる可能性もありますし、あなたのフォロワーが情報を広めてくれるかもしれません。売れる確率を少しでも上げるために、できることは何でも試してみるのがおすすめです。
サイトが購入された後の動き
「購入されました!」という通知が届いた瞬間は、本当に嬉しいものです。でも、「この後、何をすればいいの!?」と焦ってしまいますよね。大丈夫です。ラッコマーケットでは、売れた後の面倒な手続きもほとんど自動でやってくれるので、あなたがやることは実はほとんどありません。
1. 自動で即時譲渡される仕組み
サイトが購入されると、ラッコマーケットのシステムが作動し、あなたがラッコサーバーに移したサイトの所有権が、自動的に購入者のアカウントへ移管されます。サーバーの契約情報やドメインの所有者情報も、すべてシステムが書き換えてくれます。
あなたは、このプロセスをただ見守っているだけでOKです。買い手とサーバー情報のやり取りをしたり、ファイルを送ったりといった専門的な作業は一切不要。これがラッコマーケットの最大の魅力の一つですね。
2. 入金確認と出金の手続き
サイトの譲渡が完了すると、売上金があなたのラッコマーケットアカウントに反映されます。あとは、自分の銀行口座を登録して「出金申請」をするだけです。数営業日後には、指定した口座にお金が振り込まれます。
手数料はかかりますが、お金のやり取りもラッコマーケットが仲介してくれるので、「支払いがされない」といったトラブルの心配がなく、とても安心です。
3. 購入者へのお礼メッセージ
すべての手続きが完了したら、購入者の方へ「ありがとうございました」というお礼のメッセージを送ることをおすすめします。システムで取引は完結しますが、最後にひと言添えるだけで、お互いに気持ちよく取引を終えることができます。
自分が大切に育ててきたサイトです。次のオーナーに「このサイトを買ってよかった」と思ってもらえるように、丁寧な対応を心がけたいものですね。
ラッコマーケットを使うメリット
ここまで一連の流れを見てきて、ラッコマーケットの手軽さを感じてもらえたのではないでしょうか。僕が200件以上も利用し続けているのには、やはりそれだけの理由があります。改めて、そのメリットを整理してみましょう。
1. 面倒なやり取りが少なくて済む
個人間でサイトを売買すると、価格交渉や契約内容の確認、お互いの個人情報の交換など、たくさんのやり取りが発生します。ラッコマーケットは、そのほとんどをシステムで代行してくれるので、コミュニケーションの負担が圧倒的に少ないです。
2. サイト移行作業の手間がない
サーバーやドメインの移管は、サイト売買で最も専門知識が必要で、つまずきやすいポイントです。ラッコマーケットなら、この一番面倒な部分をすべて自動でやってくれます。これは、初心者にとって何より心強いメリットではないでしょうか。
3. スピーディーに現金化できる
従来のサイト売買では、交渉から入金まで数ヶ月かかることも珍しくありませんでした。ラッコマーケットは、出品から売却、入金までのサイクルが非常に速いです。早ければ数日でサイトを現金化することも夢ではありません。
- 交渉や契約の手間がない
- サイト移行が自動
- 取引がスピーディー
この3つのメリットがあるからこそ、誰でも気軽にサイト売買にチャレンジできるのだと僕は思います。
まとめ:手順に沿って進めれば難しくない
ここまで、ラッコマーケットでサイトを出品する流れを解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?「サーバー移行」や「価格設定」など、初めて聞く言葉もあって、少し難しく感じた部分もあったかもしれません。ですが、一つ一つの手順は、この記事で解説した通りに進めれば決して難しいものではありません。大切なのは、焦らず、一つずつ着実にステップを踏んでいくことです。
サイトを売るという経験は、自分がこれまで作ってきたものの価値を客観的に知る、とても良い機会になります。そして、手にした売上金で新しい機材を買ったり、次のブログの資金にしたりと、あなたの新しい挑戦につながっていくはずです。まずはラッコマーケットに登録して、他の人がどんなサイトを売りに出しているのか覗いてみることから始めてみてはいかがでしょうか。あなたのサイトを待っている人が、きっとどこかにいるはずですよ。
